動画のテロップとかSEって要る?って話

どうも、虫明です。

表題の通りなんですが、私も去年の4月からYouTubeを始めて色々と試行錯誤しながら動画を編集していました。

その編集の中で個人的に少し疑問を持ちながらやっていたことがあって、それは

ギチギチに詰め込んだテロップとSE(効果音)

です。

今回はそんな辺りの話です。

そのうち動画でも検証してみたいですね。

テロップとSEとは

動画におけるテロップとSEとは動画の見やすさを上げたり抑揚をつける為の演出です。

テロップ

会話の内容や補足などを文字に起こして表示して、動画を理解しやすくするものです

昨今のTVやYouTubeにおけるテロップの使用は最早必須になっていると思います。

日頃見かけない日はありません。

このテロップですが、人が認識するのに【1秒に4文字】という目安があるそうです。

行数は2行まで、1行の文字数は16文字程度が理想らしいです。

また、ある程度の太さがあった方が視認性が高いので全体的に太めのゴシックが多い気がします。

ちなみに、現在日本で使われている「テロップ」という言葉は「字幕スーパー」と呼ばれていました。

この「字幕スーパー」とは「スーパーインポーズ」と呼ばれる映像に他の映像を重ね合わせる手法の字幕を合わせる時の略称です。

以下詳しくはWikiさんから引用します。

スーパーインポーズ (英語: superimpose) は映像技術用語の一つ。superimpose は「複数のものを重ね合わせる」という意味の英語で、映画フィルムの上に字幕を書き込んだフィルムを載せて焼き付けたことから、こう呼ばれる。転じて、フィルムに限らず映像に文字や図形や他の映像を重ねること、または重ねたものをこう呼ぶ。スーパーインポーズを略して「スーパー」とも呼ばれる。スーパーインポーズでつけられた字幕を「字幕スーパー」と呼ぶ。
テレビジョン技術におけるスーパーインポーズは「テロップ」とも呼ばれる。元々テロップ (Telop)とは「テレビジョン・オペーク・プロジェクター」(Television Opaque Projector = テレビ投射映写機)と呼ばれる装置の商標名で、これをCBSと共同開発したGRAY社の商標であったが後に一般名詞化された。

Wikipediaより引用

SE(効果音)

SEとはSound Effectの略で場面などの具体的な環境音や登場人物の心境を表す音を入れたりして映像の説明や抑揚をつける演出です

古くは舞台やオーケストラが始まりで打楽器などを使って環境音を演出して状況をよりリアルに伝える為に使われました。

また、具体的な環境音以外にも抽象的な演出としての音響もあり、分かりやすく言うと歌舞伎などの拍子木や小鼓で歩く音をより効果的に演出するものもあります。

ちなみに、私の好きな落語では上方(関西)に鳴り物と呼ばれる効果音の演出があります。

映画でも古くから使用されていて、多用していた監督で言うとヒッチコックでしょうか。

今ではこちらも一般的なものになっています。

ヒッチコックは『めまい』で、後にVertigo Effect(Dolly Zoom)と呼ばれる被写体の不穏な心境を表す演出の撮影方法を使用しており、後世に多大な影響を与えました。映画界に革新をもたらした映画監督の一人だと思います。

昨今の演出

とまぁ軽く振り返ったところで、昨今のこのテロップやSEに関して少しお話します。

2つとも前述の通り、TVやYouTubeでは最早当たり前になっています。

ことジャンルで言うとバラエティはほぼ隅々までテロップで拾っている印象です。

個人的には2003年から始まった『エンタの神様』で芸人のネタにテロップが入っていたのが衝撃的でした。

何でかと言うと、コンテンツに対してどの部分を一番見せたいか?を考えた時に漫才やコントで視聴者の注意を下に逸らしていいのかなと思ったからです

洋画なら仕方ないですが、邦画に字幕が入ってる様な感じです。

YouTubeで動画をつくり出してから割とそういう部分が気になる様になりました。

例えば『水曜日のダウンタウン』はシンプルながらもいいテロップですが、反対に『しゃべくり007』はちょっとうるさいかなーと思います、主観ですが。

YouTubeもそうですが、全体的に見るとテロップ多いなーという印象です。

映像とテロップを見ていると忙しいです。

ただユーザー側になると、中には画面だけの音声なしの視聴者もいると思うし、ある方が内容を理解はしやすいと思うので絶妙な塩梅ですが

もうひとつのSEに関しては、YouTuberの登場で今までの流れが大きく変わった気がします。

それまでは前項で書いたようにあくまで具体的な環境音の演出でしたが、YouTuberのSEは環境音ではなくその話の気分や会話のオチなど全く別物の音を足しています

よく耳にするところでいうと「チーン」とか「ビシッ」とか「オッ」とかですかね。

TVでも私達世代で言うと『めちゃイケ』は割とSEを使っていた様に思います。(こちらは動きに対してのSEが多かったかな?)

しかし、会話の中のSEはYouTube(YouTuber)独特の演出です。

一人での話になることも多いので、メリハリをつける為には効果的ですが…

ただ先程のテロップ同様、本筋の話が聞き取りにくくなると本末転倒かなと思います。

(追記)その視点でTVを観てみたら、割と最近はTVもYouTube的なSEの使い方をやってるな、と思いました。

どちらもコンテンツを発信する側と受信する側の丁度いいバランスが大事ですね。

今までの編集

と、ここで自身を省みてみます。

ズブの素人がこんなこと言うとお叱りを受けそうですが、今までの自分自身の動画編集におけるフローとしては(あくまで我流なので)

  1. 粗編集
  2. 仮編集
  3. 色調補正
  4. インサート
  5. テロップ
  6. SE
  7. BGM
  8. レンダリング

という工程でやっていました。

割と仮編集まではサクッと進むんですが、如何せんテロップで詰まります。

というのも、今までは出来るだけ全ての会話に対して

  1. 話している内容
  2. テロップのタイミング
  3. 一部のサイズ、色変更
  4. 字数、文字間の調整

をして拾っていたので、結構時間が取られていました。

またSEはそこまで多くは使っていませんでしたが、なるべく会話の後(喋りに被らない様に)に入れていました。

それでも後で見返すと、ちょっと会話が聞こえにくくなったりバランス的にうるさいなと感じることも多々ありました。

始めたてで一言一句拾ってましたね
これは個人的編集改革黎明期になった動画でした

これからの編集

そう思いながら編集していると、なかなか自分自身がYouTubeの習わしみたいなものに自然に合わせていて、本来の何を発信するのか?というものが自分の中で霞んできているのではないかと思う様になりました。(そんな大義持ってないけど)

そして少しずつ変えていこうとした一発目

見やすさは上がるにしても、その時間対効果を考えた時、例えば

  • その時間を削って次のコンテンツ作り
  • または映像の部分に比重を置く

という様な有限である時間の使い方をもう一度見直してもいいのかなと思いました。

少なくとも大して撮れ高のない二人の会話(悲しい)は大胆にカットして主要の部分をバシッとはめ込んだり、既存の習わしにない方法を考えたり…

特にテロップに関しては動画の主幹になる所を見せる様に意識していきたいです。

まだまだ未知ではあるのですが、ちょっとここいらで独自の路線を考えないと本当に埋もれてしまうので

エディター虫明の道

実はこういうことを考える様になったのは、このブログを始めてからなんです。

というのもブログを書く時、

  1. タイトル
  2. 見出し
  3. 小見出し
  4. 本文
  5. リスト
  6. 画像・引用
  7. 太字・マーカー
  8. 校正

の工程でやっています。

その時、特に文字だけだと【一番伝えたい部分】や【価値のある情報】を意識しないと記事として分かりにくくなってしまうので。(初心者が何を言うとるか)

だからこそ、動画を編集していても、そういう部分が果たして出来ているのか?という風になりました。

なので、これからはシンプルでコンテンツの主幹をハッキリと伝える様な編集を心掛けていきたいです。

正に私の左隣の肉塊を旨い塩だけでサッと焼いて召し上がって頂く様な

  • コンテンツの主幹の部分はしっかり伝わる様にテロップなり編集で伝えていく
  • 下手な笑いはいらない
  • 素材に対してベストな味付け(編集)を考える
  • 雑にならず、かつ無駄を省いて次の工程へ行く

当たり前っちゃ当たり前だしこう書き出してみると、本職の美容師にも同じことが言えるなと思ってます

終わりに

そんなこんなで素人なりに考えてはいますが、どんどんPDCAを回してクオリティと頻度を上げていかなきゃいけないですね。

最後までありがとうございました。